BLOG
- ブログ -
iPhoneは防水・耐水性能が備わっているものの、水没してしまうとその後の正常な使用が保証されるわけではありません。具体的には、iPhone 7以降のモデルは「IP67」や「IP68」の耐水・防塵等級を持ち、一定の水深での短時間の水没には耐えることができます。しかし、海水や温水、化学薬品などへの浸水、あるいは長時間の水没には耐えられません。これらが原因で故障する場合も多いため、予防策と判断基準が重要です。
iPhoneが水没した際の対応と修理判断基準
1. 水没後の応急処置
– 電源を入れない:電源が入っている場合はすぐに切り、ショートを防ぐ。
– ドライヤーや電子乾燥機の使用は避ける:熱が故障原因になるため、風通しの良い場所で自然乾燥させるのが良い。
– SIMカードトレイを抜き、水分を拭き取る:iPhone内部の湿気を少しでも軽減するために有効です。
2. 修理が必要かの判断基準
以下のような症状が出た場合は、Appleまたは正規の修理店で点検を受けることをおすすめします
– 画面のタッチ操作がうまくいかない、または表示が異常
– スピーカーやマイクの音質が悪くなった
– 充電ができない、またはバッテリー消耗が激しい
– カメラや指紋認証(Touch ID)機能に異常がある
修理の際のポイント
水没したiPhoneの修理は保証対象外となる場合が多く、AppleCare+の水没保証も追加料金が発生します。防水機能がついているからといって過信せず、特に水場での取り扱いには注意してください。